スリープの種類は全部で5つ。
S0 通常稼働時
S1 CPUがクロックオフ
S2 CPUに給電停止
S3 メモリ以外の給電停止。いわゆるスリープ。
S4 メモリの内容をHDDに移し電源断。いわゆるハイバーネーションや休止状態。
S5 OSをシャットダウンして電源断
実際に主に使われる状態はS3スリープとS4スリープ
どちらのスリープもOSの電源管理が関わってくるのですが
s3はマジックパケット usbの省電力モードの解除 後ノイズ?
あとMBの製品問題。
簡単に言うと避けられるMBが稀にあるがOSの累積の障害で阻害される確率が出てきます。
S4のハイバネーションも同じ問題を抱えていますが「ややs3よりスリープしている確率が高いです」
ただしこちらも阻害されないMBとされるMBが存在しています。
s3は通電状態でメモリー保持して即座に立ち上がるのですがリセットをかけると当然リセット扱いになります。
つまりosの起動状態のままでオンメモリー状態。
S4スリープの場合はプロセスとしては
オンメモリー→HDD等に物理上にメモリー退避→osのスリープ
スリープの解除が行われるとBIOSの起動→OSのハイバネーションプロセス→HDD等の退避メモリーからオンメモリーに移されます。
カンが良いというか頭がオカシイとこの仕様を見ると引っかかる事がありますよね?
「BIOSの起動」です。
「オンメモリーのosの起動では無い」訳です。
つまりオンメモリーでは無い訳です・・・?
BIOSが起動すると言うことは??です。
「電源切れるんですよ???」
でここで一つ
ACPIの電源管理ってのは通電状態じゃないと出来ないんですよね。
ハイバネーション状態だと通電状態なのです。
S5 になるとacpiでステート状態探ることは出来ない(はず)なので
(されたこと無いので出来ないはず)
で・・・・結論から言うと。
S4状態に移行して電源が落ちたら
電源長押しでS5状態に強制的に移行させます。
そして普通に電源押すと・・・復帰可能